ADHDな私と毒親をひたすら考察する

ADHDのチェックシートはほとんど「はい」の私の現在までの振り返りと、考えると吐き気がする母親の考察を通じて心の整理ができればと思って始めたブログ

好奇心旺盛な姉と、正反対の弟

好奇心旺盛な私

これも母から聞いた話で、自分では記憶がないのですが、

「なぜ?どうして?」あらゆることを聞きまくる子どもだったそうです。

確かにこの話に納得感はあります。

 

本をまったく読まない我が家で、多分幼稚園の年長さんの頃ぐらいかなあ。

珍しく本屋に連れて行ってもらった時、

(お誕生日だったりしたのかどうかも覚えていませんが)「好きな本を買っていい」と言われ、「地球の本」という分厚い図鑑を買ってもらってかなり長く愛読していました。

 

 

かなり長くというのは、実家にいた大学時代にもまだ見返すようなレベルで、本当に大切な一冊でした。

内容は大人になった今読んでも面白い、地球の構造だとか、恐竜の化石だとか、そんな話です。まあ、そういうタイプの子でした。

 

「この世のことをすべて知れたらいいのにな」よくそう思いながら、宇宙のことなどを想像したりしていました。

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人間は何のために生きているの? 

そして強烈に記憶していることが一つあって、

幼稚園時代に父に「人間は何のために生きてるの?」と聞いたのです。

すると父が「人様のお役に立つためや〜」みたいなことを言ったので、

 

「そういうことじゃないねん!!」(こりゃダメだ)

 

と思ったことがあります。

私としてはそういう観念的な話ではなくて、

もっとサイエンティフィックで核心的な話が聞きたかったのです。

 

ちなみにこの「人間は何のために生きているの?」という問いは

その後も私の中でかなり重要な問いであり続け、

毎日死にたいと思った中高生時代も頭の中で考え続け、

哲学的な?回答を高校3年の時に発見します。まあこの話はまたいつか。

 

さらには私が大学、大学院と「生命科学」を学びたいと思ったのも、

「人間は何のために生きているの?生きているとはどういうことか?」

をサイエンティフィックに知りたいと感じたからです。

 

 

正反対の弟

さて、私には3つ下の弟がいます。

母の話によると、

小さい頃の弟は「なぜ?」なんてことを聞くことはほとんどなく、

話すのも遅く(立つのも遅かったらしい)、あんまり利口そうではなかったそうです。

おまけに顔もサルのようで、全然かわいくなかったとか。

 

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 しかし、

彼はイケメンに成長し、現在有名大学を卒業し、有名企業に就職して、、充実した人生をおくています。いわゆるリア充ってやつです。

線路ハズレまくりの姉とは大違い。。。

 

 

まあ、無難な人生を歩んでいるだけとも言えますが、

彼の凄いところは人を惹きつける魅力です。

 

幼稚園時代から

「Kくんは凄い!先生もお友達もみんな大好きです!」

「クラスの中心的存在です!」

などと、

先生たちからどんなに学年が上がっても会社に入ってまで絶賛され続けました。

(近所のおばさまがたからも、そして親戚や母親からも)

 

男女問わず友人の数も常に多かったし、友人をこき使って?

宿題などをこなしているようでした(苦笑)

 

 

 

それから、かなり「モテ」ました。

いや、今も現在進行形で「モテ」ます。

 

バレンタインの日なんか、

大人になってもいつも大きな紙袋に山盛りで、

そのおこぼれを私もいただいていたりしましたが(くれた人、ごめんね)

 

最近だと、

東京転勤が決まった時の「心のこもったお手紙」「プレゼント」の数がすごかったそうです。(私は同居していなかったので、母の話)

 

お前は福山雅治か!という感じですが、

「もう会社に来る気が起きない」「私はいつまでも待っている」的な、切実なお手紙をいくつももらってきたそうで、しかも!

彼はそれについてどうとも思っていないので、

母が「読んでいいか?」と聞くと「別にえーよ」というレベルなのです。

 

 

男子からも、女子からも、先輩からも、後輩からもとにかく慕われる弟。

先生からも、親からも嫌われ、友達も少ない変人の姉。

 

こんな素晴らしい弟と比較される私は気の毒ですが、

こんな変人の姉を持つ弟も嫌だったと思います。

 

しかし振り返ってみると、

学年の憧れの的である弟が「こんな姉ちゃんが恥ずかしい」とか文句を言うことは

あんまり聞いたことがなかったので(小さい頃は多少あったかもしれませんが)、人間的にできているなあと、感心します。

 

弟よりは母親の方がいかに私がロクでもないか、ということをしきりと言っていたと思います。