ADHDな私と毒親をひたすら考察する

ADHDのチェックシートはほとんど「はい」の私の現在までの振り返りと、考えると吐き気がする母親の考察を通じて心の整理ができればと思って始めたブログ

漢字と算数がダメな本当の理由

漢字ドリルと計算ドリルの大切さ

生活面で色々と問題児として過ごしてきた幼少時代ですが、

勉強では漢字と計算がひどくダメでした。

 

漢字と計算ができないのは

漢字ドリル、計算ドリルをコツコツやらなかったからなのは明らかですが、

 

漢字と計算ができないのではなくて、

「漢字ドリルや計算ドリルをコツコツやること」

ができなかったのだと分析しています。

 

とにかく自分でもびっくりするほど集中できないのです。

漢字ドリルや計算ドリルを開くと、

すごく簡単なことばかり並んでいる気がするのに、、、

いざやろうとすると

 

目の前がぼ〜っとしてきたり、気が散ったり、そわそわしてきたり、こんな同じことやって意味あるのか?なんて思ってみたり、だんだん面倒くさくなってきて、、、

 

次の日宿題忘れで先生に怒られる。この繰り返しです。

 

 

極端に低い数学の点数

漢字は部分的に頑張れば部分的に点数が取れますが、

算数・数学は本当に積み重ねが大切で、

基礎ができていない私は本当に点数がとれませんでした。

ちなみに大人になった今でも九九が怪しいです。

 

小学生時代、色々頑張って回答するのに、0点をとったこともありましたし

中学時代の試験では大抵30点代でした。

 

記憶はあやふやですが中学時代、

数学が30点代なのに、5教科の平均は80点だったので、他の教科はどうやらそれなりにまともだったのです。

 

 

数学の集中特訓

しかし私に算数・数学の素養が無いかというと

実はそんなことはないということが高校受験で発覚しました。

あんまりにも数学ができず、志望校にギリギリ落ちそうという感じの中学3年生の冬。

 

焦った私の親はママ友から仕入れた情報で急遽私を個人塾に入れました。

結構高齢のおじいちゃん先生のマンツーマンの指導で、1日10時間ぐらい、

ひたすら数学をやらされました。

なんとおじいちゃん先生自作の昼食付き!おじいちゃんながら、トンカツとか出てきました(笑)多分、孫みたいな感覚だったんでしょうね。

 

その先生の解説は結構わかりやすくて、

マンツーマンで他に何も気が散るものが無い環境もよく、

この集中力の無い私が1日10時間程度ひたすら計算問題を解き続けたのです。

確かそれは2週間続きました。

 

10時間×2週間 

 

これまでの人生の中で私が確かに勉強した!と実感できる2週間でした。

これまで他の教科も含めて受験勉強なんて名ばかりで、

実はどれもこれも集中できず、

教科書の後ろに隠したマンガを見てる時間、

マンガの落書きをしている時間の方が多かったのです。

 

数学の素養が無い訳ではなかった

結果、受験当日の「数学」は確実に90点は取れたな、という手応えがありました。

おかげで志望校にも見事合格。

この時私は人生で最初で最後の「数学が一番得意」な時期でした。

 

このおじいちゃん先生に感謝すると共に、

マンツーマンがいいのでは?と考えた母のナイスプレイにも感謝します。

 

 

ちなみにこの時点では、私の”集中力”に問題があったことに気づいておらず、

「先生の教え方が良かった」「私は数学が得意になった」

 

と思っていたので、

高校に入って数学の成績は急降下、結局そのまま回復せずに現在にいたります。

 

やり方次第で変わるかも

結論ですが、

数学ほど「コツコツ積み重ね」が大事な教科は無いということ

数学ができない子や

数学ができない子を持つ親御さんがこの文を目にしたなら、

「環境ややり方次第ではものすごく上手くいくかもしれない」と考えてみて欲しいです。

特に集中力の持続が難しいADHD気味の子には有効かもしれません。

 

 

蛇足

小学生時代、私と最高に相性が悪かった女の先生の算数の授業はひどいものでした。

新しい単元に移る時

「はい、今日から次の単元です。みなさんもう塾で習っていますよね?」といって公式を黒板に書いて「ではこの練習問題を解いてください」です。

もう教えることを放棄していて、塾に行ってなかった私は完全においてけぼりでした。

 

あんまりひどいこと、ざつなことをしていると、子どもは大きくなっても覚えているものです。