偉そうな人が偉い訳ではなかった!衝撃だった中学1年の中間テスト
中学への進学
これまでにも書いているように、小学生時代は
私は自他共に認める「学年1のキモ女」でした。
運動神経は最低、机の中はぐちゃぐちゃのプリントとカビたパン。
宿題はほぼ毎日やってこない。汚く、横着で、忘れ物だらけで
ことあるごとに先生に怒られる・・・
その割には鼓笛隊の「指揮者」に立候補しようとするなどの、
イタさ。。。
自分でも自分が嫌でした。
自信にあふれてキラキラしているクラスメイトが眩しかったです。
さて、小学生を卒業しても、ほとんど同じメンバーで地元の中学に進学しました。
相変わらず「キモ女」の地位の私。
休み時間になる度に、「話をする子がいる子はいいなあ・・」と思いながら休み時間中一人でいることの寂しさと恥ずかしさをごまかす日々です。
全く友達がいないというわけではありませんでしたが、いつも休み時間には必ず喋ってくれるとも限らないし、親友というほどでもないような関係でした。
衝撃の中間テスト
中学ではどうやら「中間テスト」「期末テスト」というものがあり、
どうやら成績が張り出されるというではありませんか。
(「最下位」だったらどうしよう・・・)不安がよぎります。
でも、実はこの子は私より成績が悪いんじゃないかと思う子が一人いたので
(今思えば多分その子も発達障害グレーな感じだったんだと思います)
私の予想は下から2番目でした。
だからといって、試験前に勉強するという発想の無い私は試験前日も普通に寝ていたらしいですが・・・
さて、初めての中間試験が終わり、成績が張り出されました。
私はとにかく最下位でないことだけを祈りながら成績を見に行きました。
するとどういうことでしょう。正確には覚えていないのですが
学年が4クラスで40人学級だから160人ぐらいの学年で私は20番前後ぐらいの成績だったのです!
最下位を免れたどころか、前から数えたほうが早かっただなんて!!
嬉しい気持ちよりも、驚きの方が大きかったこの結果。
「クラスでいつも偉そうにしていた子たちは別に(勉強が)偉かった訳ではなかったんだ!」とかなりの衝撃でした。
しかし成績が悪くても偉そうにしているその子たちに対して多少の不満や優越感を感じたところで、スクールカーストが変わる訳ではありません。
成績とは関係の無いところで築かれる「スクールカースト」の序列にやっぱり自分が入り込む隙はなく、「最下層」の私としては、なんとか「普通」のグループに入れないかなあと考える。そんな日々でした。
しかしこの時素直に感じた「偉そうな人が偉い訳では無い」というのは大人になった今でも真理だな〜と思います。
会社でも、、ママ友メンバーでも、、、
中身がなくて偉そうにするのがいいというわけではないのですが、
偉そうにできる力=人望を集める力?人を支配する力?というのを持っているってのはすごいことだなあと思う今日この頃です。