ADHDな私と毒親をひたすら考察する

ADHDのチェックシートはほとんど「はい」の私の現在までの振り返りと、考えると吐き気がする母親の考察を通じて心の整理ができればと思って始めたブログ

問題行動の裏側(小学生時代)

私は小学生時代は学校中の先生が「問題児」と認識するような生徒でした。

(もっとも、本人としてはそれほど大したことだと思っていないのですが・・・)

 

何故問題行動を起こすのか?

覚えているいくつかの事例をご紹介します。

机が汚い、忘れ物が多い、集団行動ができないetc ・・は日常なので、

今回は省きます。

 

・ 過去テストを全部捨てた事件

・ 小学校低学年なのに授業中に寝る

・ 窓ガラスを割った事件

・ 金魚の水槽が壊れた事件

 

 

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・ 過去テストを全部捨てた事件

確か2年生ごろだった気がします。

小学校に入って、過去テストをファイルに保管する「プリント綴り」というものがありました。学年も最後の方に差し掛かると、そのプリント綴りもパンパンになってしまい、どう頑張ってもこれ以上のプリントは挟めそうにありませんでした。

 

そもそも、そのプリントは何故とってあるのか、その時の私には理解できていませんでした。

先生からも多分きちんと説明が無かったと思いますし、

復習だとか、見直しというのは私にとって最も苦手なことの一つで、新しい事、前に進む事にしか興味が無かったのです。

 

そんな私がパンパンのプリント綴りを見て思ったのは

「昔の古いやつを捨てれば、新しいプリントが挟める!」でした。

そこでゴミ箱にばさっと自分の過去テストを捨てました。

 

それをみたクラスメイトが「先生〜Mちゃんがテストをゴミ箱に捨てました〜」とチクります。

その光景はあたかも、過去の自分の成績を隠蔽したいがために捨てているように見えました。この事件は親にも連絡が行き、帰宅後も何かしら言われた気がします。

 

私はこの事件について、大人になった今でもそう悪いと思っていないので、

何故あんなに大騒ぎになったのか。不思議です。

 

 

 

・ 小学校低学年なのに授業中に寝る

小学校には毎日元気に通っていましたが、つまらない授業も沢山ありました。

例えば国語。

教科書には色んなお話が載っていて楽しいので、あっという間に最後まで読んでしまいました。授業ではその内容について当たり前のことをひたすら解説するばかりで、何も新しい事、ワクワクすることは出てきませんでした。

(理科や社会、家庭科のことだって、知らないことを知るのはとても好きでした)

 

(つまらないなーつまらないなー)と思いながら、あまりにつまらなくてついに寝てしまう、、、ということが小学校低学年でもよくありました。

低学年の頃はまだ、分からなくてついていけなさすぎて寝るとか、

中高生時代のように眠くて眠くて仕方がないので寝る

というものでもありませんでした。

 

よく、教頭先生がやってきて「Mちゃん、授業中に寝てはいけないよ」と諭してくれました。でも、私には「何故寝てはいけないか」がわかっていなかったので、常習犯になっていきました。

むしろ小さな子どもが全教科きちんと真面目に受けているほかの生徒のモチベーションは何なのか聞きたいです。

 

 

 

・ 窓ガラスを割った事件

この事件は確か3年か4年ぐらいの頃だったと思います。

掃除当番で「黒板係」だった私は、黒板消しをパタパタしに、ベランダへ出て行きました。もう一人のパタパタ係の子と一緒にパタパタしていたのですが、

ふと(このふわふわの面をガラスにポンっと投げればポンっと帰ってきて楽しいのではないか、楽しくこのパタパタ係の任務が果たせるのではないか)ということが頭をよぎりました。

ADHDの気がある私は、衝動的にその考えを行動に移しました。

思いついたことは深く考える前に、まずやってみたいのです。

そうしてエイやっと投げた黒板消しは投げ方が下手くそで、背面の硬い部分が見事にガラスにあたってガッシャーンと窓が割れました。

 

それをとなりで見ていた子は先生に報告します

「先生〜!Mちゃんが黒板消しを投げてガラスを割りました」

最悪です。自分でも何故こうなったのか分かりませんが自分が悪いのは確かです。

でも、「ワザとやったんじゃ無い・・」という言い訳はしにくい状況であったことは自分でも理解できていました。

どうみても、窓ガラスを割ろうとして、黒板消しを投げつけたようにしか見えません。

 

 

 

・ 金魚の水槽が壊れた事件

確か窓ガラス事件の直前か直後だったんではないかと思うのですが、私は金魚の水槽の水を循環させている仕組みに興味が湧いて、あれやこれやと見ていました。

その時どこかが外れたようで焦ったものの、特に変化が無かったのでま、いっかとその場を離れました。

しかし、徐々に水が外に漏れ始めました。

クラスの誰かが気づき、そして

「先生〜!さっきMちゃんが水槽のところで何かしてました〜」

となります。

 

私はもう怒られたくなくて何か必死に嘘の弁明をした気がします。

家でも学校でも日々怒られまくっていた私は、ごまかそうとして「嘘つき」弁明はよくやった気がします。多分ほとんどバレてたと思いますが。

 

 

 

嘘つきの子どもは性格か?

現在私は子どもを育てながら幼稚園児の子どもに対して

「嘘をついたり隠したりしたら怒る!ちゃんと言えば怒らないから」

といっています。

私の子どもの頃を思うと、正直にいっても怒られたので、

正直にいうメリットがないよな、と思ったので、子どもにはちゃんと正直に言うメリットを挙げたいと思ってそう言う事ににしました。

 

そんなこんなで私は嘘つきマインドが醸成されて大人になりました。

特に、非常に”正直”で”素直”な夫を見ていると

嘘をついたりごまかしたりする自分がさらに情けなく、ロクでもないものに思え、

遅ればせながら”正直”、”素直”を心に据えて暮らしていこうと思っています。

(もっとも、世間で夫のように正直で素直な人はあまり見ませんが・・)

 

さて、嘘つきは性格によるものでしょうか。環境によるものでしょうか。

私は正直、性格によるものも大きいと思います。

つまり、私は嘘つきでずるい性格の持ち主だったのです。(身近に、私と似たような嘘つきなタイプだなと思う子どもがいました)

 

でも自分を弁護するような事を書くのも嫌ですが、

子どもはある程度皆んな嘘をつくものだと思いますし、嘘は良くないというのは教育によって身につくものだと思うのです。

うまく教育してやることで、きっと矯正できる類のことでもあると思うのです。

 

 

 

今日は小学生時代の記憶に残っている事件について書いてみました。

しかし大人になって書いてみると笑い話ですが、

こんな”事件”に加えて

宿題しない、忘れ物・落し物・なくし物だらけ、汚い、集団行動できない・・・

ということでモンスター児童になっていたみたいです。